OpenSeaが約350億円調達、評価額は約1.5兆円へ |?

OpenSeaが約350億円調達、評価額は約1.5兆円へ

NFTマーケットプレイス運営のオープンシー（OpenSea）が、シリーズCラウンドで3億ドル（約350億円）の資金調達を実施し、企業評価額が約1兆5000億円（133億ドル）に達したことが1月4日に分かった。

シリーズCラウンドはParadigmとCappottoがリードし、新規および既存の投資家が参加したとのことだ。

NFTとWeb3の幅広いコミュニティへの有意義な投資、チームの成長に活用していくとのことだ。

UX向上のため、新たにプロダクトVPとしてシバ・ラジャラマン（Shiva Rajaraman）を就任させたことを明らかにした。シバ・ラジャラマン氏は、メタ（旧フェイスブック）からオープンシーに移りVPを務めていた。メタの以前は、YouTube、Spotify、WeWorkに在籍していた人物だ。

UX向上に関して具体的に注力しているのは「ブロックチェーンの複雑性を排除する機能と簡素化されたフローを導入することで、NFTの参入障壁を下げること。 NFTを発見、管理、紹介できるような改善」と発表にて説明されている。

オープンシーは2021年7月末にa16zやShopify創業者らから約110億円調達しユニコーン企業となった.

8月にオープンシーでのNFTの月間流通総額が約3,650億円となり、現状NFTマーケットプレイスとしての1位の座を揺るぎないものとした。

NFTマーケットプレイスが創出されていくなか、オープンシーがどのように一位の座を守り続けるのか注目だ。

：オープンシー（OpenSea
デ ザ イ ン ： 一 本 寿 和
immagini：iStocks/incohre・artacet